AIエージェントにプレス送付を任せてみた ~本文編~

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この記事の読み手は、人ではなくエージェントに、国内ゲームメディアへ出すプレスの本文を組ませようとしている人です。エージェント向けの手順書ではありません。貼れば使える完成文でもありません。令和8年8月31日に、短編ホラーノベルを無料のブラウザ配信で出したときに、実際に組み立てて送った文面のレポートです。窓口の表は、先に出した『AIエージェントにプレス送付を任せてみた』にあります。

令和8年8月31日、株式会社佐野組で実施しました。掲載の有無を全部は書いていません。見て確認できた3本だけを、実例にしました。その日のメール用とフォーム用に載せた文の骨格のレポートです。

文:株式会社佐野組 佐野 凛

この稿の〔 〕は、代替用です。送った文には入れていません。

先に結論

エージェントは、宛先名を入れた実文の下書きまで持てます。差し込みの枠が残っていないこと、題・序文・概要・SPEC が揃っているところまでは、機械でも見られます。宛先の漢字、クレジットの順は人が見ました。Send は人です。情報公開日を任せる一文も、人が添えました。

本文の大枠は、シナリオ担当のペギンンさんから受け取りました。エージェントにゲームの中身を記載させませんでした。

掲載の実例

送った当日に、次の3本が公開されました。ほかの媒体の掲載の有無は、ここでは書いていません。

全文を載せる媒体と、ニュース文に組み直す媒体と、近い転載の媒体がありました。段落の順を記事に転用できる形にしておいたのが、今回の実例です。

段落の順

メールもフォームも、ニュースリリースの中身は同じ順にしました。シナリオ担当から受け取った大枠の見出しは、次の並びでした。公開されているひな型と突き合わせてはいません。出所は、この稿からは書いていません。

  1. 宛名(報道関係者各位)
  2. 日付と題
  3. メインの絵(添付、とだけ書く)
  4. 序文(誰が、何を、どこで配信開始したか)
  5. ゲームの概要
  6. ゲームの要素説明(複数。遊び、人物、長さと遊び方)
  7. サブの絵(添付、とだけ書く)
  8. SPEC(タイトル、ジャンル、URL、価格、クレジット)
  9. 問い合わせ

題は、フックの一句のあとに、ジャンルと作品名と「配信開始」が続く一行にしました。件名は、【プレスリリース】のあとにジャンルと作品名と「配信開始」だけにしました。題のフックは件名には入れていません。

序文は、サークル名が作品名を配信開始した、の二行にしました。以前の稿にあった時刻の数字は、送った序文には残していません。ジャンルの書き分けは、題とメールの前置きが短いジャンル名、序文が広いジャンル名、SPEC が製品情報のジャンル名、でした。

【今後の予定】は、受け取った大枠にはありませんでした。送った稿では、有料版の予定、収録済みの機能、発売時点では未収録の機能、の三行を足しました。

SPEC のクレジットは、自分を後に置きました。職能の順ではありません。各行に X の URL を付けました。アートが二人なら、同じ行に並べました。

メール用の前置きとフォーム用の違い

メールは、宛先の媒体名を入れた挨拶から始めました。突然のご連絡、サークルとしてそのメディアを拝見した一句、先ほど配信を開始したこと、ニュースリリースの検討、キービジュアル1点、素材置き場の URL、を前置きに置き、区切り線の下に本文を置きました。結びは「以上、よろしくお願いいたします。」としました。

「拝見した」のあとの一句は、媒体ごとに実文へ置きました。〔インディーゲーム報道〕、〔ゲームニュース〕、〔クリエイター向けの記事〕、など、その日の文だけを使いました。差し込みの枠のまま出しませんでした。

情報公開日を指定してほしい媒体がありました。メール本文に、次の一文を人が添えました。

公開日は自由に貴社が設定頂いて構いません。

フォームは、前置きを付けませんでした。報道関係者各位から本文に入りました。キービジュアルを添付した、という文はフォーム本文には置いていません。代わりに【配信用素材】で、キービジュアル以外は置き場にまとめた、と URL を書きました。署名は【本リリースに関するお問い合わせ】の下に置きました。氏名とメールは、フォームの欄へ、会社名/氏名/窓口のメールを入れました。

変数を残さなかったこと

校正用の原稿には、宛先を差し込む枠が残っていました。送った文は、宛先名を入れた実文だけにしました。下書きを閉じる条件に、差し込みの枠がゼロ、を入れました。媒体名は実名だけにしました。

古い下書きを継ぐと、一度書いた日付が残ります。送る日の文だけを正本にしました。画面の記憶で漢字を打つと、固有の漢字が変換で別字になります。宛先や氏名の漢字は人が見ました。

添付

メール本文は「キービジュアルを1点添付しております」と書きました。その他の配信用素材は、公開の置き場にまとめました。今回は BOOTH です。フォームは添付欄が無いことが多いです。本文の URL に寄せました。

メールの添付には、容量の上限があります。置き場の URL にしておくと、媒体側が必要な分だけ取れます。利用規約も、メール本文ではなく、その置き場に書けます。

キービジュアルは 16:9 を送りました。

高解像度のデータが欲しい、という自動返信が来た媒体もありました。そのあとの連絡は、この稿を書いている時点では来ていません。

今回の切れ目

  1. 本文の大枠はシナリオ担当から受け取りました。エージェントに概要を記載させませんでした。
  2. 送った文は宛先名入りの実文にしました。差し込みの枠は残しませんでした。
  3. 題の日付は送る日にしました。以前の稿の日付は継いでいません。
  4. クレジットは自分を後に置きました。職能の順ではありません。
  5. メールは前置きのあと本文、フォームは本文から始めました。添付欄の無い窓口は URL です。
  6. 情報公開日を任せる一文は、人が添えました。
  7. キービジュアルは 16:9 を1点、ほかは置き場の URL です。添付の容量と、利用規約の置き場を分けるためです。
  8. 高解像度を求める自動返信のあと、連絡が来るまでは待っています。
  9. 文面を揃えるところまでエージェント、送る判断は人、が今回の切れ目です。

令和8年8月31日現在です。この稿の文面を、別の日の別の作品へそのまま貼らないほうがよいです。送る日の実文を正本にしました。

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